EU・インド自由貿易協定に対するジェネリック薬剤費高騰の懸念
2010年 12月 17日
ここで話題にしているのは、特定の国の特定の業種の話ではなく、EUとインドの間の安価なジェネリック薬の生産に関するFTAにより、価格増加がもたらされ、安価な薬剤費で済んでいた最貧国に関して供給できなくなる可能性があるという話。
たとえば、抗AIDS薬は99%価格を下げ、患者/年あたり1万ドルから70ドル価格を引き下げている
Restrictions on generic drugs “infringe the right to health”
BMJ 2010; 341:c7246 doi: 10.1136/bmj.c7246 (Published 16 December 2010)
インド生産のジェネリック価格が上がると言っても、日本の価格から考えれば、格安だろう。
日本もインドとFTA締結により国内ジェネリックメーカー一掃できそう・・・製薬メーカーの生き残り策は、結局、創薬が根本で、できなければ、国外生産しかないのでは?
大塚HDは上場2日で株価かなり下がっているようだが・・・公開価格設定が過剰評価だった?
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=4578.T&ct=w
ジェネリック推進で、医療費下げたいのなら、日本も早く、インドとFTA締結してください・・・安全性より医療費削減が大事なんでしょ・・・ジェネリック国内産業育成なんていらないから、財務省・経団連(幹部の武田製薬を含む)さんたち
ユニシアHD、LDという、ジェネリック・アムロジピン無料というインド人もびっくりの画期的価格設定した厚労省さんたちならできるはず・・・(皮肉)
by internalmedicine | 2010-12-17 09:08 | くそ役人