NHK ためしてガッテンの新薬過剰宣伝
2010年 12月 21日
内容は、
これまでの糖尿病の治療で大切なのは「生活習慣の改善」や「規則正しい薬の服用」と言われてきました。しかし、自覚症状が全くないのに厳しい食事制限や大量の薬を使用しつづけることを強いられるため、なんと半数もの患者さんが治療を続けられずにいます。
しかし、2010年から日本で発売された新薬なら、患者さんの負担を劇的に軽減させ、症状を改善させることが可能に!
http://cgi4.nhk.or.jp/gatten/archive/program.cgi?p_id=P20101208
話の内容から言えば、”生活習慣の改善や従来の薬物は不要”という話になる。こういう狂った番組宣伝なら・・・内容も察しがつく。
”生活指導無視”・”新薬の過剰宣伝”なのである。
どこの医者が関与したか興味あったので観てみた

この先生なら、生活指導を守らなくても、”ジャヌビア”で一挙に解決してくれるのだろう・・・(皮肉)
この番組の悪行は数知れず、この前も、”喘息の患者は専門施設以外行くべきではない”ということも耳にした回もあった・・・専門医だけで対応できるほど喘息患者数は少なくはないわ。
・NHKの問題番組 ためしてガッテン・・・今度は”LOH症候群”・・・:http://intmed.exblog.jp/11583687/
・さっそく ・・・ ロコモの犠牲? NHKで骨折事故:http://intmed.exblog.jp/8149095/
・抑肝散:間質性肺炎リスクも考えるべき:http://intmed.exblog.jp/11059113/
・本邦老人施設:肺炎球菌ワクチンは肺炎球菌のワクチンであり、肺炎ワクチンではない:http://intmed.exblog.jp/10168626/
・ためしてガッテンが起源の血液どろどろ・さらさら:http://intmed.exblog.jp/4209992
・頑固な疲れの原因“物質F”やFF ・・・ って、結局なんだ?:http://intmed.exblog.jp/9216131/
by internalmedicine | 2010-12-21 16:50 | 糖尿病・肥満