包皮環状切除は子宮頸がんウィルス感染を減らす?
2011年 01月 07日
The Lancet, Early Online Publication, 7 January 2011
doi:10.1016/S0140-6736(10)61967-8Cite or Link Using DOI
Effect of circumcision of HIV-negative men on transmission of human papillomavirus to HIV-negative women: a randomised trial in Rakai, Uganda
Wawer らは、男性包皮環状切除により、HIV陰性男性パートナーのHIV陰性女性パートナーにおける、高リスクヒトパピローマウィルス感染を防ぐという2つのランダム化報告
1200の異性性行カップルにおいて、男性包皮環状切除はっ有意に女性のHPV感染頻度・感染率を減少させ、クリアランスを増加させる。
包茎クリニックを喜ばす結果?
エディトリアルには、この高リスク状態の人たちでさえ、25%の減少に過ぎない。high-grade cervical dysplasiaといった前ガン状態の評価はなされてない。対照群より介入群がもともとHPV-16が少なく、統計的ないたずらが入り込む可能性があると、冷静な考察が必要と記載されている。
by internalmedicine | 2011-01-07 10:59 | 感染症