人工合成poptoidによる抗体反応;アルツハイマー病関連に有望な2つの抗体反応あり

抗体に結合しうる、数千もの合成分子、poptoidを用いた "high throughput" screeningで、アルツハイマー病患者に、健康対照者や健常対照者に3倍ものIgGの捕捉されたのは、合成分子数千のうち2つ

Identification of Candidate IgG Biomarkers for Alzheimer's Disease via Combinatorial Library Screening
Cell, Volume 144, Issue 1, 132-142, 7 January 2011



血液検査でアルツハイマー病患者の診断・スクリーニングができる可能性が出てきた。そして、アルツハイマー病の病因・病態の研究にも。

抗原を自然合成して、それに反応する免疫グロブリンの反応で特異的抗体を見出す。そういう手法。
有用性の一例として、アルツハイマー病における2つの候補IgGバイオマーカーが見出されたという話。


GWAとか上記報告の手法・・・大量の資金とマンパワーが必要な時代
中途半端な基礎研究は落穂ひろいに必死にならざる得ない時代


目先の人気取りで、管コミットメントとかで数千億以上だした管
生物・医学分野をどう考えているのだろう。
まさかソフトバンクから聞こえてくる・・・ITで全部幸せなんてバカの言うことを本気にしているのでは?

by internalmedicine | 2011-01-07 11:24 | 精神・認知  

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