世界の受動喫煙被害実態;死亡数の1%、障害加味されたDALYsでは0.7%に相当
2011年 01月 10日
2004年、世界で、40%は子供、33%は男性非喫煙者、35%は女性非喫煙者が受動喫煙にさらされている。虚血性心疾患 37.9万人、下気道感染 37.9万人、喘息 3.69万人、肺がん 2.14万人の原因となる。2004年受動喫煙による死者は60.3万人、全世界の死亡数の1.0%に相当。
受動喫煙による死亡者の半数である47%が女性、28%が子供、26%は男性。
2004年の受動喫煙によるdisability-adjusted life-years (DALYs)喪失は1090万で、総疾患DALYsの約0.7%に相当。DALYsの62%は子供。5歳未満の下気道感染が最も疾患として重要で、593.9万、成人虚血性心疾患 283.6万、成人喘息 124.6万、小児喘息 65.1万。
Worldwide burden of disease from exposure to second-hand smoke: a retrospective analysis of data from 192 countries
The Lancet, Volume 377, Issue 9760, Pages 139 - 146, 8 January 2011
日本の国家厚生行政 DALYs無視だもんなぁ・・・というか、死亡者検討さえあやしい
客観的数字に基づいて行政やったことがあるのか・・・はなはだ疑問だし・・・日本人全体が頭が悪いのか、行政・政治やってる人たちの頭と性格が悪いのか・・・
by internalmedicine | 2011-01-10 11:37 | 喫煙禁煙