電子カルテやネットなどのeHealth技術は理想とはほど遠い未だ妄想

独りよがりすぎる、ソフトバンクの孫氏は、まるで、電子カルテやネットで医療問題が解決するような妄言をたくさんまき散らしているが・・・現実は、その妄想とほど遠いことが論説されている。

The Impact of eHealth on the Quality and Safety of Health Care: A Systematic Overview.
PLoS Medicine, 2011; 8 (1): e1000387

テーマからeHealth techonologyを3つに分類
(1) storing, managing, and transmission of data:カルテ庫・管理・伝達
(2) clinical decision support: 臨床意思決定
(3) facilitating care from a distance. :遠隔医療支援システム


強引な政策とされているにも関わらず、経験的エビデンスも少なく、テクノロジーに関連した多くのクレームが存在する。
質や安全性改善するためのかなり限られたソリューションしかないが、その成功も維持されるかは、未だ確立されてない。オリジナルに開発されたコンテキストを超えた部分があってもそうである。

重要なことだが、有効な開発・展開上のベストの臨床ガイドラインが無いのである。

by internalmedicine | 2011-01-20 14:29 | くそ役人  

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