電子カルテ・臨床決定サポート電子化システムは未だ医療の質の改善をもたらさない
2011年 01月 25日
Romano M et al "Electronic health records and clinical decision support systems: impact on national ambulatory care quality"
Arch Intern Med 2011; doi:10.1001/archinternmed.2010.527.
http://www.medpagetoday.com/PublicHealthPolicy/PracticeManagement/24503?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter
同様な報告:
電子カルテやネットなどのeHealth技術は理想とはほど遠い未だ妄想 | 2011-01-20
http://intmed.exblog.jp/11957514/
eHealth、電子カルテ、意思決定電子化システムは、その関連学会や関係者、背後のIT企業のいうようなベネフィット・・・科学的、客観的に認められてない・・・という真実。
それを直視しなければならない。
msnbc.comも、報道している。
http://www.msnbc.msn.com/id/41239086/ns/health/?ocid=twitter
日本では、絶対に報道されないに一票!
経済団体および経済関係省庁及び厚労省も、現場での検証を無視して、電子化まっしぐらなのだが・・・日本の愚政がここにも存在する。
ましてや、ソフトバンクの会長のいうような、”光の道”が医療の質を改善させるような話は現時点では妄想に過ぎないし、富なんたら通やNなんたらCなどの、現場無視のユーザーインターフェースしかつくれない業者にはその前提すら存在しない。彼らにまかせても、企業利益優先で医療の質なんて考えてもいないから当然の帰結。・・・根拠もなく、自らの利益だけのために、世をだます行為って詐欺というのでは?中身空っぽな内閣のため、財界団体のごり押しばかりがめだつ。そのうち、この国には何もなくなってしまい、真犯人の経団連団体は国外へ逃げていくだろう。
by internalmedicine | 2011-01-25 07:06 | 医療一般