麻酔された身体部分に対し、自己認識障害を生じるメカニズムが存在

上腕神経叢麻酔時の術前患者の可視手認識の障害・・・麻酔された上肢は、求心性情報が障害され、結果、中枢にて、麻酔された手や他の外界のイメージの改変が生じる。

Impaired Visual Hand Recognition in Preoperative Patients during Brachial Plexus Anesthesia.
Stein Silva, Isabelle Loubinoux, Michel Olivier, Benoîmt Bataille, Olivier Fourcade, Kamran Samii, Marc Jeannerod, Jean-Francois Démonet.
Anesthesiology, 2011; 114 (1): 126 DOI: 10.1097/ALN.0b013e31820164f1


麻酔時に3Dイメージの手、違う角度からのショット、左右区別能力などを検討。結果、麻酔がその身体認知能力に影響を与えていることが示され、
・全員が、腕にの偽知覚を表明(腫脹、サイズ・形状の差、イメージ化された姿勢)
・麻酔長期患者では、左右間違いが多く
・麻酔肢が見える場合、ベストな結果が生じた。

言い換えると、麻酔された手(末梢性の脱求心性入力)は、脳の活動性を変異させ、外界や自己の体の知覚を変化させることになる。

このメカニズムを利用して治療に応用できないかと・・・
(参考:http://www.sciencedaily.com/releases/2011/01/110119125314.htm?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter)

by internalmedicine | 2011-01-25 09:44 | 医学  

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