インド産ジェネリック ・・・ 歓迎いたします。 ただ、後発メーカーを考えた薬価高止まりは駄目ですぞ。

インドからの、世界的マーケットで戦ってきている後発品 日本でも、早く導入しよう! 先発品の一割以下にできるはず! その原資を別の医療リソース、人的コストにあてがおう!

以前こういうのをブログ(EU・インド自由貿易協定に対するジェネリック薬剤費高騰の懸念 2010-12-17)で書いた。
ジェネリック推進で、医療費下げたいのなら、日本も早く、インドとFTA締結してください・・・安全性より医療費削減が大事なんでしょ・・・ジェネリック国内産業育成なんていらないから、財務省・経団連(幹部の武田製薬を含む)さんたち


その通りになったみたいで、めでたい!


私がみた記述の中で、日本のジェネリック専門メーカーの実態と本音を表している記載
ジェネリックメーカーの無責任さを示しているWeb記載(http://d-inf.org/drug/kht05.html)
“副作用のデータに関してほしい情報があれば、先発メーカーに聞いたらいいと思います。
 ;さすがにリンクが消えていた


日本のジェネリック製品はほとんどが先発品の7割程度で高止まりしている。必要なはずの、安全性情報などの対策をとらず、高利益を得ているのであるそれは、貴重な公的医療費から捻出されているのにかかわらず。

そもそも、製薬以外で特許切れ下ものの値段で7-8割のものって世の中に存在するだろうか?

ジェネリック専門メーカーの利益はうなぎ登りである。製品安全のため使うべきコストが大量なCM費用や会社の内部留保などにきえている。医療費高騰のため医薬品削減すると言いながら、先発開発しない後発専門メーカーの薬価を下げようとしない・・・厚労省(実に、あやしい・・・)



そういう中、民主政権もたまには良いことをする(・・といっても、麻生時代から、また、森総理の頃からこの話はあったから、管だからってことでもないだろう)

インドとのEPAに署名 インフラ整備でも合意
http://www.asahi.com/business/update/0216/TKY201102160498.html
インドにとっては後発医薬品(ジェネリック薬)の認可手続きの迅速化や、インド料理人やヨガ指導者らの人材を日本に送り込みやすくなる。



当ブログでは、後発品推進の問題点指摘してきた。

後発品に手をだす某メーカーの社長と講演会して自己学習した話が元になっている。このブログ記載。
 ↓
ジェネリック薬品の問題点も放送せよ! 2005-01-27


同様な批判を、多くの医療関係者が述べており、記述している。

だが、国は、公取委を使って、”ジェネリック薬品の批判をしてならない”という北朝鮮真っ青の言論統制を行ってきている。
公取委はいつから薬剤の優劣性を評価するようになったのだろうか? 2006-09-28


ジェネリック専門製薬会社ののCMの洪水に流されて、その批判が主流になることはなかった。

さらに、国は、生活保護世帯患者に対して、ジェネリック製品以外の選択を許さないという・・・、ジェネリック製品の薬剤動態が先発品と全く同じという大胆な仮説を元に、大胆な方策を行っているのはご承知の通りで・・・さらに強化の方向らしい。


”医者が馬鹿で薬価差益をかせぐために後発処方箋をださないと宣う毎日新聞”(2007-02-19)のように、言われないために、どうせ”薬のことは先発メーカーに聞いてくれ”という後発専門メーカーのを購入するより、世界的な実績のあるインド製品を安く手に入れ、医療費削減に協力した方がよい。


米国ヘパリン薬害に関して、日本では、全くといって良いほど報道されてない(2008/02/28)。
輸入製品の場合、たとえばこういう中国産粗造品が、インド経由って事態にならないよう目を光らせてほしい。

by internalmedicine | 2011-02-17 10:47 | くそ役人  

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