metal-on-metal (MoM) implant 論争
2011年 02月 21日
専門外だけど、聞こえてくる論争・・・実感をもっての理解には程遠いけど・・・一応、記述。
股関節関節面置換術(resurafacing)か、全置換(rplacement)かの議論は、最近の研究成果から輝きを失ってきた議論となってきた。
大規模・小規模とも、MoM implantは、pseudotumor を形成促進につながり、これが、再治療・治療失敗率を増加させたと American Academy of Orthopaedic Surgeons' annual meeting。
FDA(http://www.fda.gov/MedicalDevices/ProductsandMedicalProcedures/ImplantsandProsthetics/MetalonMetalHipImplants/default.htm)の懸念意向報告され、このインプランに関する他ページ記載がなされた。金属イオン・分子への応答に関する広範囲の懸念が示されている。
対して、AAOS年次会合で、デバイスの解析、反応パターンや失敗分析が報告されている。
4.4年フォローアップで、resurfacing 3.9%がTHRとなった、失敗ケースは多変量解析では女性で2倍(HR 1.85, P<0.001)で、女性のインプラント生存率は92.7%で、高齢者、変形性関節症では90%未満となったという報告(James N. Powell, MD, of the University of Calgary, Alberta)2つのポスター発表で同様な報告。
metal-on-polyethylene (MoP) deviceに比べて、MoM implantの再手術率、特にTHRとなった率が多いという明確なパターンを見いだせなかった(Stephen Graves, MD, of the Australian Orthopaedic Association in Adelaide)という報告。
参照:http://www.medpagetoday.com/MeetingCoverage/AAOS/24973?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter
by internalmedicine | 2011-02-21 09:41 | 運動系