24時間持続血圧測定・・・なぜ普及しない?

持続血圧測定、24時間のABPMなど、その有用性の割に、普及していないか

なぜ普及しないか・・・レビュー

24-hour ambulatory blood pressure measurement in clinical practice and research: a critical review of a technique in need of implementation
Journal of Internal Medicine
DOI: 10.1111/j.1365-2796.2011.02356.x


より受容しうる技術待ちという話

ABPM自体は臨床の場でより広く使われるべき

降圧剤トライアルでは用いられるが、すべての薬剤有効性評価に用いられているわけではない。アウトカム研究でさえ、その使用が少ない状況。プライマリケアにおけるABPMの導入がうまくいかないのは、患者管理、科学発展上好ましくない。降圧有効性評価のために、かなりの利点があり、薬物的トライアルに用いられている。臨床の場でも目標血圧コントロールという面で重要で、高血圧の心血管合併症発症防止を念頭におくなら重要なものである。

正確な使用、患者フレンドリーな安価なデバイス、日々使用における要約統計のデータ表現・プロッティングの正規化、研究上の包括的データprovision、多忙な臨床上使える解釈に耐えるる報告、臨床治療の有効性あるいは比較治療のトレンド報告、リアルタイムデータ解析に使用しうるオンラインデータ搬送など過大は多い。

by internalmedicine | 2011-02-22 08:43 | 動脈硬化/循環器  

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