2008年米国サルモネラ菌食中毒大流行は生野菜汚染によるもの
2011年 02月 24日
公益性を重視して、サルモネラ菌が生食品を介して流行することを国民に喚起すべき行政機関は全く機能していない。
”Salmonella enterica serotype Saintpaul”(サルモネラ菌血清型Saintpaul)の大流行は生トマトが原因であり、ハラペーニョやシラノ唐辛子も汚染され関連したという報告
生野菜のコンタミネーションの危険性を強く強調している報告である。
2008 Outbreak of Salmonella Saintpaul Infections Associated with Raw Produce
r the Salmonella Saintpaul Outbreak Investigation Team
N Engl J Med. February 23, 2011 (10.1056/NEJMoa1005741)
司法・行政・マスコミなどよってたかって、公衆衛生上の公益性を無視していることにはらがたってしょうがないのだが・・・
次世代シーケンシング(NGS)の解説がエディトリアルに書かれている。関係機関が全く機能しない日本にあっても宝の持ち腐れだが・・・
Identification of a Salmonellosis Outbreak by Means of Molecular Sequencing
February 23, 2011 (10.1056/NEJMc1100443)
テウノロジーはあれど、バカ政治家・バカ裁判官・マカマスコミがいれば、すべて台なし
by internalmedicine | 2011-02-24 08:59 | 感染症