健康日本21が外国の医学雑誌に紹介されておりますが・・

健康日本21って知ってますか?
健康日本21

お国をあげて、生活習慣病予防のため、啓蒙運動を行っています。
確かに日本の食生活を含め生活習慣は大きな問題となっているということはたしかなようです。それが、メジャーな医学雑誌Lancetに紹介されております。


Health experts urge a return to dietary basics to prevent future health problem
Lancet
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日本人の平均余命の最長記録は30年間続いてきたが、不健康なライフスタイルの
増加の対策を採る無数の問題が将来生じる。

食事の変化、ストレスに満ちたライフスタイルの問題、現代的な環境、運動不測
が、心疾患、糖尿病、肺がん、肝がん、大腸がんの増加があり、第一に肥満が成
人・子供とも問題となっている。

ドラマチックな30年の食事の変化、塩分は多いが、脂肪が少なく、老人たちはま
だ青み魚を焼いた少量の肉、米、漬物、味噌汁、納豆という食生活を送っている。
ところが、若い家族はトーストとコーヒー、ステーキや油っぽいポークカツレツ
を毎日たべる傾向にある。
国家レベルで、食事を魚を多く、肉を少なく、米を多く、パンやパスタをすくな
くする方向へ転換を急ぐことはおどろくべきことでもない。

滋賀医科大学助教授Yasuyuki Nakamuraは、魚を2日に1回たべることで30%心疾
患、卒中などによる死亡を減少させることができるとしている。
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厚労省は6名に1名、1600万人は糖尿病か、何らかの疾患のリスクを有していると
述べている。特に、リスクのある人々の増加が急で、30歳代の男女がそれに含ま
れる。
近年、地方のメディアで問題になっているライフスタイルに関連した問題である、
NASH-アルコール過剰摂取と同様な肝臓の炎症を生じる病態の増加が報告されて
いる。
なんらかのシリアスな状態、肝硬変や肝がんになるまで無症状であることを専門
家は述べており、NASHは米国ではすでによくしられており、人口の約3%程度まで
罹患していると言われており、主に糖尿病や高コレステロール血症の中年患者で
ある。

喫煙に関してはよい情報がある。日本はニコチンに関する世界的攻撃の中無反応
に見えたが、喫煙人口が減り続け、喫煙場所が限られてきており、社会説活の中
心部が喫煙の影響下の危険場所にならなくなった。WHO framework convention
on tabacco controlに2月首都東京で署名が行われた。
関連 まとめ
日本がいかに足をひっぱったか
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厚労省からのメッセージはシンプルで:“予防は治療に優る”。
厚労省のお達し、健康21とは別に、地方自治団体が定期的に検診や食事・運動の
指導を行っている。
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健康21の主役は国でも、地方自治団体でもなく、社会の個人そのものであると役
人さんがインタービューで答えている。
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今後、急激に疾患形態が欧米化するだろうと予想しておりますが、高齢者と壮年、
違う人種をみている可能性があり、血圧、コレステロールなどの治療方針もある
世代からかわるのではないかと仮想しているのですが・・・・いったい何歳から
なのなのか・・・




と、書いた後以下の記事を同日(4.2)見つけました。
沖縄が食生活の欧米化の先をいっているため、日本中がこの後を追う可能性があるわけです。長寿県沖縄は、低寿命県に陥った後、日本中が寿命が短くなる可能性があるわけです。
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沖縄ニュース - 4月2日(金)14時20分
<NYタイムズ>沖縄長寿の脅威は米型食生活の普及
 沖縄の長寿が脅かされているのは、第2次世界大戦後、アメリカの統治の中でアメリカンスタイルの食生活習慣が一因になっていると、3月30日付の米有力紙ニューヨーク・タイムズで報じている。
 記事では、県内男性の平均寿命が1位から26位に転落したのは、第2次世界大戦終了から1972年の日本復帰までの間、車社会やファストフードなどのアメリカの生活スタイルに県民が影響を受けたためだと指摘。県民はハンバーガーやベーコンへの支出額が、他の県民よりかなり多く、逆にサラダ(野菜)の購買額は少ないと紹介している。
 肥満化を憂慮して、市民の3キロ減量を目指す浦添市の取り組みも紹介されているほか、また琉球料理店経営者が「アメリカの食スタイルの広がりは、健康問題だけでなく固有の料理方法など沖縄文化の問題でもある」と警告している声を紹介している。(琉球新報)
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“各死因の構成比を全国と比較すると、悪性新生物と心疾患は全国と同程度であるが、脳血管疾患が全国よりかなり低い。”
超高齢者では欧米型死因である心疾患もやはり少ない傾向にあり、これが全国でもっとも長寿をほこっていた原因では無かろうか(著者類推)
引用

by internalmedicine | 2004-04-02 17:05 | 動脈硬化/循環器  

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