肺癌：ＰＥＴと低放射線量ＣＴによる倍加時間

ＰＥＴと低線量ＣＴスキャンによる倍加時間
Combined use of positron emission tomography and volume doubling time in lung cancer screening with low-dose CT scanning
Thorax 2011;66:315-319 doi:10.1136/thx.2010.136747


Danish Lung Cancer Screening Trial

初期スキャンと3ヶ月後スキャンの間に、ＰＥＴを行い、ＰＥＴのuptakeにてgrade I-IVに分類

VDT（volume doubling time）を半自動肺結節評価ソフトウェアを用いる。
54結節、肺癌の頻度は37％
多変量モデルで、 　PET (OR 2.63, p<0.01) と VDT (OR 2.69, p<0.01) が肺癌と関連

PETとVDTの感度、特異度は71％、91％

悪性疾患のカットオフ値はPET >>II、VDT <1年であった。

PETとVDT併用で　感度　90％、特異度　82％；ＲＯＣカットオフ値はともにPET or VDT悪性示唆値である。