高齢者の脳の特徴 : マルチタスキング能力減弱

UC San Franciscoの研究者たちの報告で、高齢者の特徴は、マルチタスキング能力の不足らしい。

記憶中断への対応に関してそれが現れることを示している。

平均 24.5歳 と 69歳の比較で、様々なニューラルネットワーク活動性を示すfMRIを用いて、被験者たちの脳血流を比較。自然なシーンをみて質問し、14秒間記憶保持。途中でスクリーンに顔を画面に差し込み、被験者にその性悦年齢を聞く、そして、オリジナルなシーンに関して思い起こさせる。高齢者はオリジナルな記憶維持が困難で、若年者はすぐにオリジナルなイメージから停止し、中断に反応し、さらに以前の記憶回想につながる。高齢者は中断への対応困難、オリジナルシーンの記憶再確立困難が目立った。


Biological Sciences - Neuroscience:Deficit in switching between functional brain networks underlies the impact of multitasking on working memory in older adults
PNAS 2011 ; published ahead of print April 11, 2011, doi:10.1073/pnas.1015297108

行動解析にて、若年者より高齢書の、記憶パフォーマンスにおける中断阻害が大きい。Functional connectivity analysisにおいて、中断時高齢者は、記憶維持ネットワークが停止し、若年者では持続するのに、中断側刺激の法へ注意リソースを再配分するようになる。しかし、若年者と異なり、高齢者は、中断からの停止しがたく、中断記憶と関連した機能的結合を再確立しがたくなる。

高齢者では作業中断から回復しがたいため、マルチタスキングが、高齢者においては記憶中断時により重要な意義をもつ、このことは脳の機能的ネットワーク間のダイナミックなスイッチ能力が高齢者では低下していることを表す。


2階にものを取りに行くと、何を取りに来たかを忘れる。私は比較的若い頃からそうだったから、既に、脳が老化しているのだろう・・・診察中にブログ書いてるのは、マルチタスキング鍛錬・・・なんて、自己弁護

by internalmedicine | 2011-04-12 14:58 | 精神・認知  

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