子宮頚癌ワクチン:0/2/6ヶ月標準外に、0/3/9ヶ月もしくは0/6/12ヶ月投与可能かもしれない

HPVワクチンプログラムで、子宮頚癌の死亡率・合併症減少が図れる。だが、6ヶ月間3回投与スケジュールはワクチン普及の妨げとなっている。
で、異なるスケジュール方法の検討をベトナムで行った。

Immunogenicity and Reactogenicity of Alternative Schedules of HPV Vaccine in Vietnam: A Cluster Randomized Noninferiority Trial
JAMA. 2011;305(14):1424-1431.

オープンラベル、クラスターランダム化、非劣性研究 (conducted between October 2007 and January 2010)
・標準スケジュール 0、2、6ヶ月め
・0、3、9ヶ月め
・0、6、12ヶ月め
・0、12、24ヶ月め

結論から言えば、2つの代替的スケジュールが可能かもしれない
・0、3、9ヶ月め
・0、6、12ヶ月め



上記論文紹介したが、施行方法に関して、上記方法を推奨してるわけではないので誤解無きように・・・

by internalmedicine | 2011-04-13 09:01 | 感染症

 

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