新しいメラトニンベース治療:アゴメラチン

大うつ障害は、早死や障害の原因としてトップの一つ。薬剤もあるが、現時点ではその効果は限界がある。
chronobiology(時間生物学)と大うつ障害の基本的つながりの理解が深まっており、サーカディアンリズムをターゲットとした新規薬剤も開発されている。この観点から、chronobiology(時間生物学的)障害と大うつ障害との関連を要約し、新規抗うつ薬剤のレビュー

特に、chronobioticを有し、抗うつ、不安緩和かを有する agomelatineは、 melatonin-receptor agonist で、 selective serotonergic receptor subtype (ie, 5-HT2C) antagonistである。
短期的には、agomelatineは、venlafaxine、fluoxetineやsertralineと同等の抗うつ効果を持ち、長期的には、agomelatine relapseをプラセボ50·0%)より多く発生させない(23.9%)。
agomelatine治療うつ患者では、睡眠の質を改善し、入眠後の覚醒を減少させる。
agomelatineはセロトニン値を増加させず、他の抗うつ薬と異なり、胃腸、性的、代謝的副事象の可能性は少ない。


Novel melatonin-based therapies: potential advances in the treatment of major depression
The Lancet, Early Online Publication, 18 May 2011
doi:10.1016/S0140-6736(11)60095-0Cite or Link Using DOI




ノルアドレナリン・ドパミン脱抑制薬(NDDI)抗うつ剤、バルドキサン(Valdoxan、登録商標)/チマナックス(Thymanax、登録商標)(一般名アゴメラチン)

確かに特異的薬剤であることは確か

新しいメラトニンベース治療:アゴメラチン_a0007242_14323527.jpg

by internalmedicine | 2011-05-18 14:43 | 精神・認知

 

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