老人不眠に対する看護師による簡易行動指導に効果

 老人不眠:簡易行動指導効果あり テレビは観ないように、他 2011年 01月 25日 の再掲

簡易行動的指導:behavioral treatment for insomnia (BBTI)

Efficacy of Brief Behavioral Treatment for Chronic Insomnia in Older Adults
Arch Intern Med. 2011;171(10):879. doi:10.1001/archinternmed.2011.177

認知行動療法は慢性不眠に有効だが、高度トレーニングセラピストによる6-8週間介入が必要ということで、一般には導入しがたい。この研究は2つのセッションの簡易行動指導:behavioral treatment for insomnia (BBTI)をinformation control (IC) 条件下と比較し、両者ともナースプラクティショナーによる79名の慢性不眠症老人に対する介入。
治療奏功率は、 66.7% vs 25.0%; {chi}2 = 13.8, P < .001) で、4週後の不眠無し比率は 55.3% vs 12.8%; {chi}2 = 15.5, P < .001)でICよりBBTで高度改善
number needed to treat はそれぞれのアウトカムで 2.4 、6ヶ月後も改善維持
高齢者慢性不眠における、BBTIは簡単で効果的で、永続的で、医療機関に普及可能な方法と思われる。



具体例:http://www.medscape.com/viewarticle/462938_4
・睡眠時間の記録
・就寝の習慣(テレビ視聴、読書、思いふけり, etc.).
・睡眠必要時間に個別差があること、加齢の影響、寝付きへの影響、睡眠の概日リズムの影響に関する簡単な睡眠教育
・コントロールテクニックの教育
(a)ベッド及び寝室に睡眠関連でないものをおかない
(b)一定した、睡眠・覚醒スケジュールをつづけること
(c)昼寝を避けること

by internalmedicine | 2011-05-24 08:18 | 精神・認知  

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