URAT1阻害剤 lesinurad :高尿酸血症治療目標到達 高率

経口のuric acid transporter URAT1 阻害剤 であり、作用機序としては尿酸排泄促進である lesinurad 1日600mg投与患者の87%が<6mg/dLに達しているが、アロプリノール単独投与では28%のみ。さらに、400mg 76%、 200mg 71%(P<0.001)という報告


Perez-Ruiz F, et al "Efficacy and safety of lesinurad (RDEA594), a novel uricosuric agent, given in combination with allopurinol-refractory gout patients: randomized, double-blind, placebo-controlled, phase 2B study" EULAR 2011; Abstract OOP0111.

ソース:http://www.medpagetoday.com/Rheumatology/EULAR/26718


日本では、ザイロリックと同様の作用機序をもつ、帝人から「フェブリク錠」(一般名:フェブキソスタット)が発売されたばかりだが・・・重度腎障害以外比較的利用範囲が広いというイメージを持った。

日本特有の、「”痛風”が念頭にない”高尿酸治療”」の存在・・・その意味が問われていると思う。

by internalmedicine | 2011-05-27 09:51 | 糖尿病・肥満

 

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