イラク侵攻:10万人の戦争による死亡
2004年 11月 04日
10万ほどの米英などの連合軍による超過死亡という犠牲者がイラク侵攻により生じているらしい
Mortality before and after the 2003 invasion of Iraq: cluster sample survey
http://www.thelancet.com/journal/vol364/iss9445/full/llan.364.9445.early_online_publication.31137.1
イラク侵攻(侵略?)後、侵攻前に比べ2.5倍(95%CI 1.6-4.2)の死亡リスク増加と推定。2/3のViolent deathsがファルージャ市の1集団であったとの報告。ファルージャ市のデータを除外したら1.5倍(95%CI 1.1-2.3)の死亡リスクであった
ファルージャ街の侵攻後の予測8000-19400より98000多い死亡と推定、ファルージャ街の集団を加えれば、さらに多くなる。
侵攻前の主な死因は心筋梗塞、脳梗塞、他の慢性疾患であるが、侵攻後はViolent deathsが主な死因
Violent deathsは広がり、33集団のうち15集団で報告、主に連合国軍によるものである。
33個のクラスタのうちの15個で報告されて、猛烈な死は広範囲で、連合軍に主として起因しました。伝えられるところによれば、連合軍によって殺されたほとんどの個人は女性と子供でした。侵入の後の期間の暴力からの死の危険は戦争の前の期間によりも58倍高かった(95%のCI 8· 1-419)。
violent deathsは広がり、33集団中15で報告され、主に連合軍に起因する。
連合軍に起因する死亡の多くは女性と子供である。
violeceによる死亡リスクは侵攻前の58倍(95% CI 8·1-419) 多い。
すでに紹介されていた・・・
http://www.jca.apc.org/wsf_support/messages/2891.html
2ちゃんねるも
http://news16.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1099029783/
<追加>
反戦団体が劣化ウランに執着する理由が私にはちっともわからないのだが、ここで紹介の内容の方が事実らしく思え、・・・わたしは彼らの意見に反感すらわいてくる。化学毒性ならともかく放射線被害というのは納得できないので・・・
共感を得たいのなら因果関係不明な写真を多数掲載したビラを配るより、背景のしっかりしたできるだけ押さえた科学的根拠を示した方がしっかりとした共感をうることができると思う。
by internalmedicine | 2004-11-04 11:49