レビュー: 医療用放射線に関わるインフォームド・コンセント

Informing Patients About Risks and Benefits of Radiology Examinations: A Review Article
Journal of the American College of Radiology Volume 8, Issue 6 , Pages 402-408, June 2011

計画された医療介入のリスク・ベネフィット・代替法について患者と語り合うことは、質の高い患者ケアにとって不可欠なもの。有効なら、コミュニケーションにより患者のautonomyを促進し、患者の漠然とした不安さを緩和し、法医学的責任を緩和する。医療用放射線はこれに加え、ベネフィットとリスクの専門的な知識と一般との知識の乖離があり、なじみのない用語や単位が含まれる。
多くの患者は一般のリスクデータに関してよく理解してないことが多く、例示した上で、倫理的側面、法医学的歴史、そして、現行の指導的、有益なリソースなどを検討し、さらに次の話題に対するとりくみも記載している。

インフォームド・コンセントの内容
•the patient's diagnosis, if known:患者自身が知ってるならその診断

•the nature and purpose of a proposed treatment or procedure:提案された治療・検査法の性質・目的

•the risks and benefits of a proposed treatment or procedure:提案された治療・検査法のリスクとベネフィット

•alternatives (regardless of their cost or the extent to which the treatment options are covered by health insurance):代替法(医療保険でカバーされている治療オプションのコストとその範囲)

•the risks and benefits of the alternative treatment or procedure:変わりうる治療や検査法のリスクとベネフィット

•the risks and benefits of not receiving or undergoing a treatment or procedure: 治療や検査を受けなかったことによるリスクとベネフィット




ほとんどインフォームド・コンセントを行わず、リスク層別化もされてない”肺癌CT検診”がなされている県がある。

by internalmedicine | 2011-06-01 14:53 | 医療一般  

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