SAVE ONCO :超低分子ヘパリンセムロパリン がん化学療法治療中深部静脈血栓予防治験

超低分子ヘパリンのセムロパリン(semuloparin)(間接的第Xa・IIa因子阻害剤)で、超低分子ヘパリン(ULMWH)クラスに属し、強力な抗トロンビン結合部位を持ち、第IIa因子作用を阻害せず、第Xa因子を協力に阻害する新しい抗トロンビンプロファイルを有する薬剤

卵巣癌・転移性乳がん、肺癌、大腸癌、膵臓癌、胃がん、膀胱癌などを含む転移性がんの化学療法治療中の患者の危険である、深部静脈血栓症を64%減少するという報告

プラセボでは55/1604(3.4%)であったが、投与群では20/1608(1.2%)
ハザード比 0.36、95%信頼区間 0.21-0.60 P<0.001; ITT解析


Angelli G, et al "The ultra-low molecular weight heparin semuloparin for prevention of venous thromboembolism in patients with cancer receiving chemotherapy: SAVE ONCO study" J Clin Oncol 29: 2011 (suppl; Abstract LBA9014).


http://www.medpagetoday.com/MeetingCoverage/ASCO/26917

by internalmedicine | 2011-06-08 12:03 | がん  

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