小児感染症の診断/除外検査:CRP,プロカルシトニン、検尿の組み合わせが一番
2011年 06月 10日
白血球数は役立たなかった。プライマリ・ケアにおいては有益なエビデンスを見いだせず、この問題に関して今後の検討となっている。
Diagnostic value of laboratory tests in identifying serious infections in febrile children: systematic review
BMJ 2011; 342:d3082 doi: 10.1136/bmj.d3082 (Published 8 June 2011)
Cite this as: BMJ 2011; 342:d3082

白血球数

重症感染頻度は4.5%から29.3%、CRP(5)、プロかるしてお人(3)、ESR(1)、インターロイキン類(2)、白血球素(7)、絶対的好中球数(2)、band count(3)、左方移動(1)
最も診断的価値の高かったのは、CRPとプロカルシトニン
Bivariate random effects meta-analysis (five studies, 1379 children)では、 C reactive protein で、pooled陽性尤度比 3.15(95%信頼区間 2.67-3.71)で、pooled陰性尤度比 0.33(0.22-0.49)
重症感染 ”rule in”に関し、カットオフ値は プロカルシトニン 2 ng/mL (2研究 陽性尤度比 13.7 , 7.4-25.3、 3.6, 1.4-8.9)、CRP 80mg/L(1研究 陽性尤度比 8.4, 5.1-14.1)が推奨される。
白血球に関し、”rule in”の炎症性マーカーとしての価値は下がり(陽性尤度比 0.87-2.43)で、除外的には価値が無い(陰性尤度比 0.61-1.14)
臨床意志決定ルールのベストパフォーマンスは、CRP、プロカルシトニン、検尿の組み合わせであり、陽性尤度比 4.92(3.26-7.43)、陰性尤度比0.07(0.02-0.27)

CRP 80mg/L=8mg/dLは、臨床的印象と合致するような気がする。
by internalmedicine | 2011-06-10 09:10 | 感染症
