1歳未満で犬猫と同居 → アレルギー獲得少ない ;女児と犬など例外

生まれたての頃、犬猫がいると、後年、それらを抗原とするアレルギーが少ないという傾向にあるようだ・・・

また、犬猫の乳児期減感作の話か?・・・と思いきや、そう簡単にはいかないようだ。

Ganesa Wegienka, Ph.D., epidemiologist, department of public health, Henry Ford Hospital, Detroit; Jennifer Appleyard, M.D., chief, allergy and immunology, St. John Hospital and Medical Center, Detroit; July 2011, Clinical & Experimental Allergy

解説:http://www.mercyhealthsystem.org/body.cfm?id=446&action=detail&ref=39373

”online June 13 in the journal Clinical & Experimental Allergy”に発表らしい。

生誕時から18歳までフォローした男女566名に関して、生涯を通しての犬猫へのアレルギー感作をモニターし、1歳未満にペットとともに過ごした場合、後年アレルギー獲得は少なくなる。
乳児期に猫の暴露がある場合は50%ほど少なく、犬に関しては男児では同様。
奇異なことに、女児と犬の関係ではそれは見いだせなかった。
さらに不思議なことに、帝王切開後の男女児では犬と一緒にいた子供より犬への感作が67%ほど減少している。


”cause-effect”に関しての情報でないことと、他因子の関連が除外されてないことなど解釈はすんなりいかない。






http://edition.cnn.com/2011/WORLD/asiapcf/06/11/japan.protests/index.html

by internalmedicine | 2011-06-14 11:35 | 環境問題

 

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