ENDOで発表 : ビタミンD欠乏に関する評価・治療・予防ガイドライン

”Journal of Clinical Endocrinology and Metabolism” 7月号に ビタミンD欠乏に関し、アフリカ系アメリカ人・妊娠女性に関して検診すべきという”評価、治療、予防ガイドライン”が発表されるとのこと。

Holick MF, et al "Evaluation, treatment, and prevention of vitamin D deficiency: an Endocrine Society clinical practice guideline" J Clin Endocrinol Metab 2011; DOI: 10.1210/jc.2011-0385.



診断に関して、血中25-OHビタミンDを用いるべきとし、活性型である1-25(OH)2ビタミンDを用いるのではない。これ方がより正確であるとした。30ng/mLを容認レベルとされてきたが、40-60 ng/mLを目標レベルとすべきとしている。
ガイドラインではリスク状態のビタミンD欠乏予防のため、乳児は1歳まで、400 IU/日、子供は18歳まで600 IU/日とした。しかし、1000IUが血中濃度増加には必要で、19-50歳は最低 600 IU/日必要だが、1500-2000 IU/日まで30ng/mLを目標とするとき必要な場合がある。
50-70歳では、600IU/日摂取すべきで70越えれば800 IU/日が必要となる。
妊娠女性は600IU/日は最低必要で、 1500-2000 IU/日必要な場合もあり、肥満、抗けいれん薬、ステロイド、抗真菌薬、AIDS治療薬投与中は2-3倍標準量より必要となる。
欠乏治療に関しては子供では2000IU/日まで6週間最低、成人では50,000 IU/州8週間必要となる
肥満患者では、吸収不良の面から、2-3倍同年齢群より必要となる。

ガイドラインはビタミンD2もしくはD3を用いることとしている。


25-OHビタミンD → 保険未収載 だが、日本はどうするんだろう? ・・・ また放置プレイ?
http://data.medience.co.jp/compendium/main.asp?field=01&m_class=08&s_class=0009

活性型ビタミンDだけが保険収載の相変わらず馬鹿丸出し日本の内分泌・・・(あまり書くとまた・・・)

by internalmedicine | 2011-06-14 17:25 | 内科全般  

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