頚性頭痛に対するマニピュレーションは、効果はっきりせず、有害性を伴う

頚部痛を起因とする頭痛、cervicogenic headache(頚性頭痛)に対する9つのトライアルのうち6つで他の治療より疼痛軽減したというもので、3つの報告ではspiral manipulationは運動、マッサージ、薬品、無治療といった代替治療に比べ優越性認めない。spinal manipulationが頭痛治療に優越性があるという報告が多い一方、頭痛治療に有効であるというエビデンスは十分でないと著者らの結論
sham 治療を対照とした報告では優越性が示せず、spinal manipulationの合併症に関わる懸念を報告している。1996 RAND研究では、卒中を含む重大合併症率が2万回に3件という報告で、他では700例以上の無報告が認められており、より危険性が危惧されている。

Spinal Manipulations for Cervicogenic Headaches: A Systematic Review of Randomized Clinical Trials
Headache: The Journal of Head and Face Pain
Article first published online: 7 JUN 2011
DOI: 10.1111/j.1526-4610.2011.01932.x


情報ソース:There is little evidence that spinal manipulation is an effective treatment for headaches, according to the authors of a new study.
ロイター:http://reut.rs/llQ8CT



kneck manipulationにおけるリスクが言明されている。

"医業類似行為について、禁止処罰の対象となるのは、人の健康に害を及ぼす恐れのある業務に限局されると判示し、実際に禁止処罰を行うには、単に業として人に施術を行ったという事実を認定するだけでなく、その施術が人の健康に害を及ぼす恐れがあることの認定が必要であるとしていること。(いわゆる無届医業類似行為に関する最高裁判所の判決について 昭和35年3月30日 医発第247号の1 各都道府県知事あて厚生省医務局長通知)"との関係から 自称職種の人たちが、問題となるだろう。

by internalmedicine | 2011-06-20 08:35 | 医学  

<< 4つの肺塞栓除外臨床決断ルール比較 冠動脈形成術後の抗血小板治療:... >>