NSAIDsにより心房細動・粗動リスク増加 新規使用者・COX2選択阻害性薬剤が高リスク

Use of NSAIDs and risk of atrial fibrillation or flutter

住民ベースの症例対照研究で、非アスピリン非ステロイド抗炎症薬剤(NSAIDs)が、心房細動・粗動のリスク増加と関連するという報告。
この関連は、新規ユーザーに特に強く、非使用者の40-70%相対リスク増加させる。
非選択的NSADsがもっとも低く、COX2阻害剤が最も高い。
リスクは不明なところがあるが、現状、高リスク患者ではNSAIDs治療注意すべきだろう・・・というもの


どう、注意しろと?


Non-steroidal anti-inflammatory drug use and risk of atrial fibrillation or flutter: population based case-control study
BMJ 2011; 343:d3450 doi: 10.1136/bmj.d3450 (Published 4 July 2011)
Cite this as: BMJ 2011; 343:d3450



by internalmedicine | 2011-07-08 09:20 | 動脈硬化/循環器  

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