Delphi study:心臓サルコイドーシス検診・診断・管理ガイドライン一致意見不可
2011年 07月 09日
Chest July 7, 2011 110263published July 7, 2011, doi:10.1378/chest.11-0263
サルコイドーシスは多臓器全身性肉芽腫性疾患で、5%に心病変有り、剖検では27%ということで、underdignosisの問題が示唆される。だが、心疾患はサルコイドーシスにおいて二番目の原因である。
心サルコイドーシス診断ガイドラインが日本では発表されているが、一九九三年以来公的にはアップデートされていない。日本人は心サルコイドーシスの頻度が高く、そして西洋と日本では遺伝的背景も異なる。
USでは、検診方法、workup、診断クライテリア、管理に関するフォーマルなガイドラインが無く、心臓サルコイドーシスがまれなため、前向き研究やコホートさえ困難である。
Delphi studyを行い、サルコイドーシスの医師アプローチ、検診、workup、マネージメントのコンセンサスを得ようとしたのだが、一致できず、断念気味
by internalmedicine | 2011-07-09 11:06 | 動脈硬化/循環器