メディア/バイオレンス: 暴力行為・夜間不眠はメディア利用とともに増加・相関する

だれも問題にする気がない・・・暴力的内容を有するテレビ番組・DVDなどの視聴、暴力的なゲームによる粗暴な行為の誘発を生じる”メディア・バイオレンス”


暴力行為と夜間のメディア使用は睡眠障害とともに相関し増加する。
これは暴力的内容を含まない昼間のメディア使用とは関連を示さなかった。

Media Use and Child Sleep: The Impact of Content, Timing, and Environment
Pediatrics Vol. 128 No. 1 July 1, 2011 pp. 29 -35 (doi: 10.1542/peds.2010-3304)

平均的に、メディア・スクリーン・タイムは72.9分
午後7時移行14.1分
80%が少なくとも1回は睡眠異常を起こしていると報告
ベッドルームにテレビがある子供はよりメディアスクリーンタイムが多く、睡眠異常を生じやすい。


メディアバイオレンス:繰り返し暴力的ビデオ視聴による情緒反応鈍化を示すfMRI研究結果 2010/10/19

テレビを見るほど寿命が短くなる 2010/01/12

メディアとこどもの健康に関わるシステマティック・レビュー 2008/12/15



テレビを消すのが一番の節電に
http://media.yucasee.jp/posts/index/8441?la=0003

子供にとって、夏休みはテレビを消すことでどれほど充実した生活を送れるか・・親御さんが率先してくれれば・・・

by internalmedicine | 2011-08-01 16:56 | メディア問題

 

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