血液凝固阻止剤「プラザキサカプセル」で5人死亡

厚生労働省報道発表資料
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001m1w3.html


プラザキサ:食事指導やPT-INRの定期測定が不要な抗凝固薬”ということで、安易に使われる傾向があるのかもしれない。

血液凝固阻止剤「プラザキサカプセル」で5人死亡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110813-00000112-san-soci
産経新聞 8月13日(土)7時57分配信
 厚生労働省は12日、血栓をできにくくする血液凝固阻止剤「プラザキサカプセル」を服用した70代以上の患者5人が、消化管出血など因果関係の否定できない重い出血性の副作用で死亡したと発表した。今年3月に販売され、推定で約6万4千人が使っている。

 厚労省は、製造販売業者の「日本ベーリンガーインゲルハイム」(東京)に対し、投与に当たって腎機能検査を行うよう使用上の注意の改訂や、医療機関などへの速やかな情報提供を指示した。服用中の患者には、鼻血や歯茎、皮下の出血、血尿、血便などに注意し、出血があったらただちに医師に連絡するよう求めている。

 厚労省によると、死亡したのは男女5人で、70代が1人、80歳以上が4人。4人は消化管出血があり、もう1人は多数の皮下出血がみられた。ほかに76例の重い出血の報告があった。



相変わらず、対応がおそい・・・・この会社

http://www.boehringer-ingelheim.co.jp/com/Home/index.jsp



発売の時に、MRさんには話してたのだが・・・禁忌項目
透析患者を含む高度の腎障害(クレアチニンクリアランス30mL/min未満)のある患者
[本剤は腎臓を介して排泄されるため、血中濃度が上昇し出血の危険性が増大するおそれがある。「用法・用量に関連する使用上の注意」、「慎重投与」、「薬物動態」の項参照]

http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/3339001M1024_1_02/

”クレアチニン・クリアランスが健保適用から外されている”現実を考えれば、非常に矛盾した文言なのである。
シスタチンCは2006年4月の改定では変更なく、実施料130点です。
クレアチニンクリアランスは2006年4月の改定で実施料は削除されました。
http://intmed.exblog.jp/3413123




厚労省が馬鹿なのか、製薬会社が無知なのか、責任逃れなのか・・・知らないが、”eGFR”で代替可能という言質をもらえない現場では、この薬剤使えない・・・ということになる。


アホ官僚、クソ官僚と書くなと、批判をいただくが・・・それ以外の呼びようがない
そして、ベーリンガーという会社の不誠実さとその腰巾着・・・

by internalmedicine | 2011-08-13 11:47 | 動脈硬化/循環器  

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