微小血尿症候群でも末期腎障害リスクである
2011年 08月 17日
JAMA August 17, 2011, Vol 306, No. 7, pp 679-781
微小血尿症候群、すなわち、持続性無症候性顕微鏡的血尿所見のみ症例の長期アウトカムに関してデータ乏しい。イスラエルの徴兵検査120万人若年群のデータで、無症候性顕微鏡的血尿単独所見例は、フォローアップ21年でESRDへのリスクがあることが示された。

学校検診において、
九州地区:http://www.kagoshima.med.or.jp/gakkou/jin-kensin.pdf
愛知県:http://www.ai-jinzou.or.jp/pdf/syounimanu.pdf
以上を参考にすると・・・・
”「微小血尿症候群」は「無症候性血尿」の多くを占め、良性家族性血尿、特発性高カルシウム尿症(難聴を合併するアルポート症候群を含む)を除外すること、そして、月1回フォローし、悪化が見られなければ、3ヶ月に1回のフォロー”が一般的。
日本でも、頼積極的な介入が必要では・・・と、思わないでもない・・・
by internalmedicine | 2011-08-17 09:03 | 動脈硬化/循環器