犬によるがん嗅ぎ分け ・・・ 安定的判断可能

犬の嗅覚は、揮発性有機化合物:volatile organic compounds (VOCs) を検知する能力がある。

呼気指紋などVOCを診断補助として利用する研究はがん以外にも検討されている。

癌では、犬はおしっこで膀胱癌をみつけられる(2004年 09月 25日)などをはじめとし、組織型鑑別などへの検討されているようだ(肺がん:組織型の鑑別に においセンサー利用2010年 01月 14日)。


European Respiratory Journalに寄稿中とのことらしいが、BBC(http://www.bbc.co.uk/news/health-14557224)に記載されていた。
犬によるがん嗅ぎわけは、1989年(The Lancet, Volume 333, Issue 8640, Page 734, 1 April 1989)から検討されてたと書かれている


今回の検討は、健常者 110名、肺癌 60名、 COPD 50名を対象に
71%の成功率で、犬が、COPDや喫煙に関わる化学物質と混同してないことを確認


安定的に、嗅ぎ分けができそうだということ





多くの一般紙で紹介:http://news.google.com/news/more?jfkl=true&cf=all&ned=us&topic=m&ncl=d53g05QMniOVY3M1JoV4cwzCQ0ExM

by internalmedicine | 2011-08-19 09:28 | がん  

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