食事スピードと肥満の関係 ・・・ 中年女性で確認
2011年 09月 03日
横断研究なのでその寄与要素はわからないが・・・現象論として、食事の速度と肥満の関係が確認できた。
Faster Self-Reported Speed of Eating Is Related to Higher Body Mass Index in a Nationwide Survey of Middle-Aged Women
Journal of the American Dietetic Association Volume 111, Issue 8 , Pages 1192-1197, August 2011
食事の速度と肥満の関連を調査したもの
横断的研究で、自己報告食事スピードとBMIの関連をニュージーランドの女性で調べたもの
2009年5月、2500名のサンプル、40-50歳のニュージーランド女性を国民データからランダムに選択。66%完了。
単変量モデルで人口動態指標、健康、行動変数、BMI調査し、多変量解析にて自己報告食事スピードとBMIの関連を調査。
年齢、喫煙状態、閉経状態、甲状腺状況、民族、社会経済的状況、運動補正後、
BMIは、自己報告食事スピードカテゴリー間において、統計的に2.8%(95% 信頼区間 1.5%-4.1%; P<0.001)増加をもたらす。
長軸・ランダム化介入研究比較の確認が必要だが、結果において中年女性ではやはり食事のスピードとBMIの高値には相関がみられる。
ゆっくり食事時間を確保できる余裕がほしい人には・・・何言ってるの?・・・って感じの話?
by internalmedicine | 2011-09-03 09:39 | 糖尿病・肥満