ADI世界アルツハイマーレポート2011 :早期診断で医療コスト軽減 ・・・ というお題目
2011年 09月 14日
PDF: http://www.alz.co.uk/research/WorldAlzheimerReport2011.pdf
ソース:http://www.eurekalert.org/pub_releases/2011-09/kcl-war090911.php
早期診断と介入のベネフィット
・ 世界では、3600万名と推定される認知症の3/4ほどが診断を受けておらず、治療の恩恵、情報、ケアを得られてない。高所得国でも20-50%のみがプライマリ・ケアで認識され、記載されている。低所得国では10%程度。
・ 認知症は加齢という生理学的な過程という誤解からの診断されず、援助されないという事態を生む。逆に、新しい報告では、介入は病気早期でも、かなり介入にばらつきがあるという報告。
・ 認知症早期に対する薬物・心理学的介入は認知改善し、独立性、QOL改善をもたらす。ケアをするもののサポート・カウンセリングはその気分を改善し、緊張を軽減し、認知症患者の施設入所を遅らせる。
・ 政府・行政は、長期ケアに関わる高騰するコスト増加に関心を向け、早期状態を配慮することで、かえって節約となる。経済分析のレビューに基づき、高所得国では早期診断は患者あたり1万USドル以上の節約になる.
ほんとに、早期診断により、コスト節約につながるのだろうか?
日本では、他分野と同様、薬だけにコストが消えるだけだったり・・・
by internalmedicine | 2011-09-14 15:36 | 精神・認知