RCT:慢性腰椎神経根痛へのステロイド・生理食塩水硬膜外注入効果無し
2011年 09月 17日
BMJ 2011; 343:d5278 doi: 10.1136/bmj.d5278 (Published 13 September 2011)
Cite this as: BMJ 2011; 343:d5278
0.9%生理食塩水2ml皮下sham注、馬尾硬膜外注入 生理食塩0.9% 30mL、トリアムシノロンアセトニド 40mg+29mL生理食塩水
2週間隔で2週投与
群あたりの41名の検討対象数が必要。
ランダム化前に、症状改善のため、133のうち17名割り付けできず
介入後すべての群で改善があったが、統計的・臨床的な群間差は認めず
sham群(n=40)に対し、Oswestry disability indexの推定変化は、六週間後 -4.7 (95% 信頼区間 -0.6 - -8.8)、12週後 −11.4 (−6.3 to −14.5) 、52週後 −14.3 (−10.0 to −18.7)
sham群比較で、硬膜外生食介入群(n=39)に対し、プライマリアウトカムの差は6週後 −0.5 (−6.3 to 5.4) 、12週後 1.4 (−4.5 to 7.2) 、52週後 −1.9 (−8.0 to 4.3)
epidural steroid group (n=37)群では、差は それぞれ −2.9 (−8.7 to 3.0)、 4.0 (−1.9 to 9.9)、 1.9 (−4.2 to 8.0)
下肢痛、背部痛、症状改善の期間補正後解析でのこの傾向変わらず
by internalmedicine | 2011-09-17 08:22 | 運動系