Restless abdomen: むずむず腹症候群 3例
2011年 09月 30日
A phenotypic variant of restless legs syndrome
Neurology September 27, 2011 vol. 77 no. 13 1283-1286
日本語訳見いだせないが”むずむず腹症候群”?
”Unpleasant abdominal symptoms emerged at night during periods of rest and were accompanied by an urge to move and temporized by movement”
”不快な腹部症状が、静止状態の夜間現れ、動きまわったり、一時的に体を動かすことで不快感を軽くしようとする”状態
3名の症例報告
・腹部症状により、入眠時、睡眠維持異常を伴う腹部症状を伴う。
・腹部画像検査は正常
・睡眠時周期性四肢運動 periodic leg movements of sleep (PLMS)、D2-D3ドパミンアゴニスト pramipexole (商品名:ビ・シフロール)による劇的な症状改善が見られるなどの所見がある
・2名は貧血
・一人は通常のRLS,処方量増加後改善
・BTBD9遺伝子の最頻RLS/PLMS関連リスクalleleのhomozygousであった
RLSは比較的遭遇するがこちらは遭遇したことない・・・RLSと思われるとき腹部症状問診も、また、腹部症状の時にこういう”所在無き症状”を訴えるならこの病気も考える必要があるのかもしれない。
by internalmedicine | 2011-09-30 14:53 | 中枢神経