Children's Asthma Care指標高低による入院率、緊急受診率の影響みとめず ただし、90日内

37267名の喘息入院児の横断研究で、Morseらは3つのChildren's Asthma Care 構成要素が再受診・緊急受診などに及ぼす影響を検討。

The Joint Commission: http://www.qualitycheck.org/QualityReport.aspx?hcoid=5505&x=nqig&program=Hospital&mst=Children%27s%20Asthma%20Care&f=

この指標は、2-17歳の子供の喘息のケアに関する評価するために設定されたもの

Hospital-Level Compliance With Asthma Care Quality Measures at Children's Hospitals and Subsequent Asthma-Related Outcomes
Rustin B. Morse et. al.
JAMA. 2011;306(13):1454-1460. doi: 10.1001/jama.2011.1385

Children's Asthma Care (CAC) を喘息受診病院の子供が、reriever(CAC-1)、全身性ステロイド薬(CAC-2)投与受けてるかどうか?在宅ケアマネージメントプラン(CAC-3)をともなってるか
入院児のケアの質を評価した、Joint Commission core測定。

37267名の喘息入院児(2008年1月1日から2010年9月30日あmで)、総計45499入院に相当

4半期CAC-1、CAC-2の最小コンプライアンス率はそれぞれ97.1%、89.5%
個々の病院の4半期において、95%を越えるCAC-2コンプライアンスは97.9%
CAC-1、CAC-2コンプライアンスのばらつきがないため事前設定アウトカムに関連した検討できず

平均CAC-3コンプライアンスは、検討期間中の最初の4半期と最後の方の4半期で、40.6%(95% CI、34.1%-47.1%)、72.9%(95% CI、68.8%-76.9%)

平均7ー、30-、90-日退院後緊急受診率、再入院率は、1.5% (95% CI、 1.3%-1.6%)、 4.3% (95% CI、 4.0%-4.5%)、 11.1% (95% CI、 10.5%-11.7%) と1.4% (95% CI、 1.2%-1.6%)、 3.1% (95% CI、 2.8%-3.3%)、 7.6% (95% CI、 7.2%-8.1%)

包括的CAC-3コンプライアンスと、7日、30日、90日の退院後緊急受診は有意な相関認めず (OR、 1.00; 95% CI、 0.98-1.02、OR、 0.97; 95% CI、 0.90-1.04、OR、 0.96; 95% CI、 0.77-1.18)

加えて、包括的CAC-3コンプライアンスと7日、30日、90日の再入院の有意な相関みとめず7 days (OR、 1.00; 95% CI、 0.99-1.02、OR、 0.99; 95% CI、 0.96-1.02、OR、 1.01; 95% CI、 0.90-1.12)






再受診・再入院予防に関し効果ある手段は・・・

by internalmedicine | 2011-10-05 08:35 | 呼吸器系  

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