空港金属探知機のペースメーカー・植込み型除細動器への影響はない・・・
2011年 11月 01日
ペースメーカーや植え込み型除細動器機能に、セキュリティースクリーニング電磁界機器は影響を与えないという報告。
空港のスクリーニング・シミュレーション、388 名 (ペースメーカー 209、 ICDs 179) のデバイス機能ルーチンフォローアップで異常認めず
さらにリアル・ワールドでの検討が必要と書かれているが、FDAは44例のハンドヘルド金属探知機・盗難防止機器による不整脈デバイスへの干渉を1988-1998年報告しているが、これらは古い世代のスクリーニングデバイス・ペースメーカーであり、最近では問題の報告がないとのこと

medpage解説:http://www.medpagetoday.com/Cardiology/Arrhythmias/29373
空港では、ペースメーカー等申告すれば”同性による接触検査”という配慮がされているようだ
http://www.narita-airport.jp/jp/security/faq/faq-08.html#54
むしろ、世間の店舗で多く見かける、電磁波利用のセキュリティーゲート・・・、一般顧客への配慮か・・・わかりにくく設置している店舗もある。
ウェブ検索すると、平成14年に”厚生労働省は、「CD屋店舗の出入り口などに設置されている盗難防止装置の電磁波で、埋め込み型心臓ペースメーカーの個人用設定がリセットされた」という事例が報告”と書かれている文章が検索される。
http://www.jadia.or.jp/pdf/PMDSI173.pdf
その後の対策や施策強化がみあたらない・・・
下記のような書き込みを見ると・・・”セキュリティーゲート”をわかりにくくしている店舗など不安が残る。
”万引き防止用のセキュリティーゲートについて調べてみたが、思った通り、高周波の電磁波を利用して商品の検知を行っている種類が存在するようだ。他にも磁気を使った物や低周波電波の共振を利用したものなど存在した。”
http://radioactivitylife.seesaa.net/article/202636482.html
民主党政権、まともに消費者行政やってるとは思えないので・・・ますます不安になる・・・
by internalmedicine | 2011-11-01 09:26 | 環境問題