アルコール摂取は乳がんのリスク要素 飲み過ぎが特に悪い

乳がんとアルコールとの関連をChenらはNHS10万名あまりで解析し、1980-2008年のアルコール評価項目完遂対象者で、生涯早期と後期のアルコール消費と3-6ドリンク/週と、侵襲型乳がんの相関

Moderate Alcohol Consumption During Adult Life, Drinking Patterns, and Breast Cancer Risk
JAMA. 2011;306(17):1884-1890. doi: 10.1001/jama.2011.1590

240万人年フォローアップ、侵襲型乳がん7690症例診断

アルコール消費量と、乳がんリスクは相関し、 5.0-9.9g/日=週3-6ドリンクで、相対リスク 1.15; 95% CI, 1.06-1.24; 333 cases/100 000 人年
アルコール摂取量補正後の検討で、飲酒回数でなく、飲み過ぎが、乳がんリスク増加と関連と判明

若年・後年アルコール摂取はともに独立してリスクとなり得る




by internalmedicine | 2011-11-02 08:19 | がん  

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