The Lancet: 地震関連医学的合併症
2011年 11月 04日
The Lancet, Early Online Publication, 4 November 2011
doi:10.1016/S0140-6736(11)60887-8Cite or Link Using DOI
大地震は、最も破壊的な自然災害の一つ、地震関連外傷・死亡率の疫学的に特徴的。
地震は、建設基準が甘いところの人口密度の高いところ都市部で影響が大きく、高死亡率・集団的外傷をもたらす。外傷はメカニカルなもので、多くは多臓器、そして、一気に、集約的救命処置・外科治療が必要となる。がだ、地域での医療対応すべき時が、混乱している時であることが特徴。
鈍的、貫通外傷・挫滅外傷生存者は多くの合併症があり、死亡率・合併症につながる。
地震関連外傷・医学的合併症のレビュー要約
序文:


・挫滅症候群の病態生理
1.腎臓
挫滅症候群患者の輸液ガイドライン

2.筋骨格外傷:
3.心血管系: ばらつき 台湾(1999):急性心筋梗塞、カリフォルニア(1989)では増加認めず、中国(2008)では不整脈増加、日本(1995)死亡率は高齢者で増加(58 v 31)、高血圧への影響 平均収縮期14-16/拡張期 6-10mmHg増加 (たこつぼ心筋症記載見あたらず・・・)
4.胸部外傷:
5.感染症: 水・衛生環境破壊
6.メンタルケア:
7.神経学的問題: 脊髄損傷、外傷性頭部
8.血液学: 輸血
・小児・老人特化的問題

by internalmedicine | 2011-11-04 15:26 | 環境問題