メタアナリシス:糖尿病 主要栄養成分と減量の関係 ・・・ コンプライアンス悪く研究毎の差が出ない現状
2011年 11月 07日
Primary source: World Congress on Insulin Resistance, Diabetes, and Cardiovascular Disease 2011
Source reference:
Boaz M, et al "Macronutrient composition in weight loss diets -- a meta-analysis" WCIR 2011.
ソース:http://www.medpagetoday.com/MeetingCoverage/WCIR/29471
Boazらは、メタアナリシス施行:低炭水化物 v 低脂肪食
2009年以降出版報告で4つの研究1878名、941名が低炭水化物食、937名が低脂肪食
プライエンドポイントは2つで体重減少、2つで肉食置換食使用による体重維持
コンプライアンスは悪く、脱落率は研究毎のばらつき多い
random effects model二基づき、食事戦略毎の有意な差は認めなかった (standardized difference in means -0.07, 95% CI -0.3 to 0.4, P=0.7).
Boaz はmacronutrient contentレベルでの群間差がかなり少ないと説明。
動機づけやフォローアップ構造化・助言にかかわらず、コンプライアンスは低く、脱落率も高い。
減量方法はやはり検討を続けるべきだし、将来、腫瘍影要素のタイミングがアウトカムに影響を与えるか、現行にて筆者らは検討中とのこと。
by internalmedicine | 2011-11-07 08:34 | 糖尿病・肥満