心臓負荷試験実態:技術報酬・資格報酬がない場合行われることがすくない・・・
2011年 11月 09日
JAMA. 2011;306(18):1993-2000. doi: 10.1001/jama.2011.1604
血管再建術後の核医学心臓負荷試験と負荷ストレス心エコー法 は、技術報酬と資格報酬ともにある場合は多く行われ、内場合は施行少ない。
日本も、technical fee、professional feeという考え方が必要な部分があると思う。
ストレス検査なんて、様々なリスク(日本ではそれに刑事罰を科せられるリスクが加わる)があるわけだから、それなりのインセンティブがなければ施行されないだろう。
昨今の日本の診療報酬議論は、マイナスベースが基本・・・ しなきゃ、減算するぞって脅しだらけ ・・・ そりゃ医療は退縮・崩壊のも当たり前
利用者視線でなんていいながら大多数の利用者、すなわち被保険者のためになってない中医協。
by internalmedicine | 2011-11-09 08:52 | 動脈硬化/循環器