米国FDA50歳以上でPrevnar13認可:日本でやられてる肺炎球菌ワクチンはインチキです
2011年 11月 17日
FDA助言委員会は14:1で、13価肺炎球菌結合型ワクチン: pneumococcal 13-valent conjugate vaccine (Prevnar 13) の50歳以上への適応拡大を認めた。
現在成人ではニューモバックス23の free polysaccharide vaccineのみが適応だが、3-5年しか継続せず、成人の通常型の肺炎である非菌血症性肺炎球菌性肺炎予防に有効かどうかも不明である。
Prevnar 13は、成人で最初に承認される結合型ワクチンとなるだろう。
ニューモバックスRNPは、“最も高頻度にみられる23種類の莢膜型の肺炎球菌を型別培養・増殖し、殺菌後に各々の型から抽出、精製した莢膜ポリサッカライドを各型あたり25μgずつ含めて0.5mlに混合した液剤で、不活化ワクチンに相当”(http://medical.radionikkei.jp/Jshp/final/pdf/080128.pdf)
ニューモバックスが肺炎予防に効くなどと・・・いんちきをテレビで流し、それを信じ、65歳未満にまで接種している医者たち、それどころか感染症学会のお偉いさんである人までもが嘘の普及に荷担してる日本の医療。IPD(侵襲型肺炎球菌感染症)という限定的だが、重要な病態に有効であることは否定しないし、ワクチン接種推奨はしているが、事実と違うことを主張して接種を促すのは倫理上問題がある。それを平気でやってる日本の医療機関・薬剤メーカー。
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肺炎予防に肺炎球菌ワクチンだとぉぉぉ・・・・? 2005/12/27
by internalmedicine | 2011-11-17 17:46 | 感染症