間接喫煙は心不全患者のHRQOL低下関与

間接喫煙は動脈硬化性心疾患・心臓イベントのリスクを増加させる。この研究では、心不全患者のHRQOLにおける間接喫煙の状況を評価したもの

結論は明らかで種々寄与因子補正後も、間接喫煙は心不全患者のHRQOL低下関与

Secondhand Smoke Exposure and Quality of Life in Patients With Heart Failure
Sarah G. Weeks, Stanton A. Glantz, Teresa De Marco, Alisa B. Rosen, and Kirsten E. Fleischmann
Arch Intern Med. 2011;171(21):1887-1893.

間接喫煙(Second hand smoke:SHS)暴露自己報告は単変量解析でHRQOLスコア低下と一般的に関連
統計学的に臨床的に有意な減少は
・role physical (22.2 points)
・emotional well-being (11.0 points)
・role emotional (16.2 points)

年齢、性別、NYHA心不全class、合併症、薬物といった臨床的要素補正後も、SHSは、上記3つの属性のHRQOLスコアの独立した予測因子

暴露測定として尿中コチニン定量を検討し、これが増加したとき、同様な定量的応答が認められる。



by internalmedicine | 2011-11-29 09:21 | 喫煙禁煙  

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