RSNA: 週1回ペースの焼き魚・蒸し魚で、認知症関連灰白質脳容積温存

260名の認知機能正常者(Cardiovascular Health Study)
魚の摂取量データを回収し、163名の患者で、3-D volumetric MRI検討。
灰白質量測定するbrain mapping techniqueである Voxel-based morphometryで、ベースラインの魚摂取量と10年後の脳構造の関連を検討。灰白質温存と魚の摂取量と関係すれば、アルツハイマー病リスク減少となる可能性がある。

週1回ベースの焼き・ボイル魚摂取は、いくつかの領域の灰白質、 海馬、後帯状皮質、 窩前頭皮質( OFC)の容積増加をもたらし、アルツハイマー病リスク減少と関連する所見が見いだされた。


Raji C, et al "Fish consumption, brain structure, and risk of Alzheimer's disease" RSNA 2011.
情報ソース:
・RSNA press release: http://www.rsna.org/Media/rsna/RSNA11_newsrelease_target.cfm?id=571
http://www.medpagetoday.com/MeetingCoverage/RSNA/29957

by internalmedicine | 2011-12-01 14:36 | 精神・認知  

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