高校生程度の年齢の喫煙バイオマーカー

Biomarkers of early respiratory effects in smoking adolescents
Eur Respir J 2011 38:1287-1293; published ahead of print 2011, doi:10.1183/09031936.00000911

16歳平均845名の横断研究で、exhaled nitric oxide (NO) と 鼻洗浄液(NALF)・喀痰・血中epithelial marker(  Clara cell protein (CC16) やsurfactant protein (SP)-D)

呼気NO(eNO)と、NALF・CC16がヘビースモーカー群で減少
CC16は受動喫煙でも低下傾向有り

血中CC16、SP-Dは有意な差が無く、まだ、深部の肺上皮にまで影響を与えてないことが示唆される。


鼻洗浄液より、eNOが簡便性ということで用いられやすいかもしれない。
ぜん息などでは注意が必要だろうけど・・・


ポータブル呼気NO濃度測定機器によるぜんそく検診 2008年 04月 12日

by internalmedicine | 2011-12-01 14:16 | 喫煙禁煙  

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