米国・リピトール・ジェネリックに関する動き
2011年 12月 02日
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http://www.medpagetoday.com/Cardiology/Dyslipidemia/29972
米国ビジネス上の用語が使われ、よく分からない部分もある
・Pharmacy Benefit Management(米国医療用医薬品オンライン決済システム)と保険会社との割引交渉とジェネリック医薬品排除という情報。
・米国では特許切れ後も6ヶ月間の先発優遇処置があるらしく、その間Ranbaxy社がほぼ独占的にジェネリック医薬品を販売できるらしい。ジェネリック価格は25%減少にとどまる可能性がある。
・Watsonという会社は、ファイザーが作るジェネリック商品を扱っている。
”Pharmacy Benefit Management”(PBM)はHMOなどのマネージド組織・製薬会社・医師医療機関・調剤薬局・患者の間にあって、使用薬指定・医薬品使用審査・処方箋変更要求・薬剤情報提供に関わる機関。
TPP導入されれば、おそらく、この部分に近い状態に組織化するよう、ごり押しされると思う。
参考:http://www.kri.sfc.keio.ac.jp/report/mori/2000/m-25/PBM.ppt
日本の話だが・・・
ジェネリック価格低下を望むなら、薬価統制するのではなく、やはり自由競争させるべきである。
日本の調剤薬局制度の”薬価差益優先”というのが弊害としてある。
ジェネリック以降を妨げ、ジェネリック内の”悪貨が良貨を駆逐する”こととなっている。
そのことにもメスを入れるべきである。
・・・医療費削減のためと言いながら、”ジェネリック専門メーカー”と”チェーン薬局”の利益に、医療費削減効果が消えてしまっている日本・・・官僚が分かってないはずはない・・・だが、それを無視しているのにはなぜ?
by internalmedicine | 2011-12-02 08:25 | くそ役人