ワクチン同時接種: なんだか腹立ってきた・・・ 小児科学会にも
2011年 12月 08日
る病気から守るために必要な医療行為であると考える"(日本小児科学会の予防接種の同時接種に対する考え方)が、実際に起きた副作用は接種した医者が自分で全責任を負え!ってことですね。
”二種類以上の予防接種を同時に同一の接種対象者に対して行う同時接種(混合ワクチンを使用する場合を除く。)は、医師が特に必要と認めた場合に行うことができること。”という予防接種実施要領はそのままに・・・
実施要領の改訂を望んでんだよ ・・・現場はね!
こんな通達文面があるかぎり、”同時接種の副作用などと言われ”、接種医師・担当者が、民事・刑事事件に巻き込まれる可能性があるんだよ!
cf.くそ役人現場丸投げ責任回避通達:ワクチン同時接種 2010年 10月 27日
結局、全部 ・・・・ 「医師の責任」になる ワクチン同時接種 2011年 03月 25日
H23.12.26 追記
上記考えは私だけではないようで、安心した。
この方は通達の方ではなく、添付文書の方を問題にしているが・・・これも問題であることに同意。
<連続インタビュー>同時接種 是か非か(1) 定期と任意を同時接種すれば皆ハッピー
~『ロハス・メディカル』新聞社版2012年1月号より
日赤医療センター小児科顧問
薗部 友良
2011年12月25日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行 http://medg.jp
一部ヒブワクチンと小児用肺炎球菌ワクチンの添付文書の文言追加が問題になっていますが、厚労省サイトの3月29日版Q&Aの方が新しいこと、日本小児科学会が文言の再改訂を要望していることは知っておいてください。
添付文書の法的拘束力が強いと思っている方に一言申し上げますと、これまでの司法判断が踏襲される限り、紛れ込み事故が起きてしまった時には、たとえ添付文書に従って単独接種していたところで国か医療機関のどちらかが敗訴します。どうせ敗訴するのですから、世界の常識から乖離した添付文書を金科玉条のように捉え、不合理と思うことにまで従うべきではないと考えています。
by internalmedicine | 2011-12-08 12:07 | 感染症