CDC結核ガイドライン改定: 潜在性結核感染治療 推奨変更 :リファペンチン+INH3ヶ月観察下治療
2011年 12月 09日
New regimen will make treatment simpler and easier
http://www.cdc.gov/nchhstp/Newsroom/LatentTBPressRelease.html
潜在性結核感染治療:リファペンチン+INH3ヶ月観察下治療 vs INH単独少量9ヶ月自己管理 2011年 12月 08日の報告に基づいている。
現時点では、ウェブ掲載されてないようだ
TB Guidelines : http://www.cdc.gov/tb/publications/guidelines/List_date.htm
・”Provision of 12 once-weekly doses via directly observed therapy”:リファペンチン+INHの週12オンスレジメンで、医療監視下で服用を確認し、安全性モニターを行う。2剤レジメン開始前に全患者に関し結核症を除外すべき。
・ 12歳以上の他は健康な、結核発症高リスク患者: 接触伝染性結核最近暴露歴、 結核感染検査の陽転化、結核症既往示唆する胸部レントゲン所見。他は健康なHIV陽性、抗HIV治療未服用者も適応
・9ヶ月治療完遂出来そうもない人に対してもこのレジメンは考慮できる (e.g., 矯正施設、直近移住者クリニック、ホームレス・シェルター)。 2-11歳の場合、結核関連基礎疾患合併患者は、ケースバイケースで使用を考慮すべき。
・推奨しないケース:安全性不明なため、2歳未満、妊娠中・妊娠予定者、抗レトロウィルス服用HIV患者。2剤の内一つでも耐性がある患者との暴露の結果の場合はこのレジメンは使用すべきでない。
・副事象モニタリングは必須: Health care workers supervising patients who are taking the drugs should educate pa月ごとに1回は最低でもアセスメント必要。
之を見る限り、単純にINH単独治療に置き換わるという話ではなさそうだ・・・
by internalmedicine | 2011-12-09 09:03 | 感染症