米国内小児科外来広域スペクトラル抗生剤不適正使用

Antibiotic Prescribing in Ambulatory Pediatrics in the United States
Pediatrics Vol. 128 No. 6 December 1, 2011 pp. 1053 -1061

米国内2006-2008年調査(National Ambulatory and National Hospital Ambulatory Medical Care surveys)、18歳未満通常外来患者調査

・ 小児科外来の21%に抗生剤処方;50%が広域スペクトラムで、多くがマクロライド
・ 呼吸器所見ある70%超で、抗生剤及び広域スペクトラム抗生剤処方
・ 抗生剤処方明らかに非適応の23%が呼吸器症状で、年1千万受診に相当。
・ 非適応処方広域スペクトラル抗生剤処方の独立した要素は、若年、地域性(the South)、プライベート保険

小児科外来の広域スペクトラル抗生物質不適応処方改善には、地域性、診断状況、患者背景を考慮して対策すべき。



Pediatric Treatment Guidelines: Upper Respiratory Tract Infections
http://www.cdc.gov/getsmart/campaign-materials/pediatric-treatment.html

鼻炎・副鼻腔:単に膿性分泌物だけでは適応でない、使うならスペクトラルの最も少ないものを
咽頭炎:A群レンサ球菌検査後・ペニシリン系
咳嗽・気管支炎:基本不要だが、百日咳は推奨通りに(→ http://www.cdc.gov/pertussis/clinical/treatment.html)、マイコプラズマは肺炎・遷延咳嗽、基礎疾患有りなどで適応

by internalmedicine | 2011-12-09 15:01 | 感染症  

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